2013年7月30日火曜日

石狩大会 大会速報(講演会) Vol.6

石狩大会では、2つの講演会がありました。(とっても豪華です)

<講演会1> 7月29日(月)

講 師 : 上野 行一 先生
「鑑賞の授業について」

「ものづくり重視の教育から「こと創り」重視の教育へシフトしている。そのために、21世紀型の学力(知識・技能の習得、活用、探究をベースに、自立・協働・創造の能力)の育成を目標とする学校教育の実現が緊急の課題である。
これは、美術教育も例外ではなく、鑑賞教育では、自立して考え、対話し、協働を通して知を創りだす授業が求められている。‥‥」
鑑賞の授業を通して、これからの学力観・授業観について具体的なお話をいただきました。












<講演会2> 7月30日(火)

講 師 : 大橋 功 先生
「美術教育のあたりまえが共有される日のために」
~モノ(作品)つくりからコト(授業)づくり~

授業づくり(学習開発)を考えると、モノ(作品)づくりから、授業そのもの(作品づくりの過程を通して)に価値があると考えなければならない。そのために、いくつかのポイントに絞り授業づくりを考えていきたい。

ひとつ目は、子どもの「~たい」を支援する仕掛け、次に、子ども自らが主題を生成する仕掛け、3つ目として、関係性の中で学びをひらく仕掛け、最後に、意義や意味を感じさせる仕掛け、の4つが授業を考える上で欠かすことのできないポイントと話されました。
昨日の授業公開や実践発表の話も取り入れながら、具体的でわかりやすいお話でした。聞いていて元気のもらえる講演会でした。 








石狩大会 大会速報(2日目) Vol.5


全道造形教育研究大会2日目です。
昨日の雨とは違って今日はいい天気の朝です。ですが、少々蒸し暑い。(北海道ならではの爽やかな夏の空気にならないかなあ‥‥)



今日は、大会2日目、昨日と同じ石狩市立緑苑台小学校を会場にワークショップが行われています。7つのワークショップが開催され、参加者はそれぞれの会場で実際に手に取りながら、図工・美術の授業を考えます。


<ワークショップ1>
対話による鑑賞
講師:上野 行一 先生







<ワークショップ2>
子どもの絵の見方
講師:大橋 功 先生






 

<ワークショップ3>
ICTを活用した授業
講師:花輪 大輔 先生











<ワークショップ4>
水彩による造形遊び的活動から主題への結びつき
講師:平山 一弥 先生












<ワークショップ5>
アートゲームカードによる鑑賞授業
講師:福澤 菜穂子 先生
(美術出版サービスセンター)










<ワークショップ6>
粘土で平面から立体へ見方を変える
講師:湯浅 大吾 先生









<ワークショップ7>
作品票やワークシートで子どもの想いを受け止める
講師:竹田 睦生 先生














<ワークショップ8>
中学校美術部顧問連携を願って
講師:小出 倫生 先生








 








 


石狩大会 大会速報 Vol.4

実践発表はA・Bと2部制になっています。実践発表Aは8つの実践が実践発表Bは7つ(幼1・小2・中3・小~高)の実践が提案されました。この大会では、実践発表はもう一つの授業提案と考えられており、たくさんの情報が交流できるように考えられた大会になりました。
そして、実践発表Aと同じように、そこに集まったみなさんで、実践を通して授業や子どもの資質能力の深さを交流しました。


<幼稚園>
発表者 : 高松 摩衣
札幌ひまわり幼稚園
「想いが膨らむ造形遊び」
~おりがみ・新聞遊び・絵の具~
 

 

 
 
 
<小学校>
発表者 : 矢野 宜利
札幌立百合が原小学校
「図工で磨く教師の生き方~3年生の実践」
~「つるして つないで」と育児休暇から学んだこと~

<小学校>
発表者 : 竹田 睦生
千歳市立高台小学校
「子どもの作品をちょっぴり輝かせるスパイス」
~作品票やワークシートの活用~
 
 
<中学校>
発表者 : 小出 倫生
北広島市大曲中学校
「言葉と絵でアイディアを考えられる題材について」
 
 
 
 
 
 
 
 

2013年7月29日月曜日

石狩大会 大会速報 Vol.3

午後の時間になりました。
実践発表Aは8つ(幼1・小3・中4)の実践発表が行われました。

それぞれ、自分のテーマに沿った提言がなされました。どの提言者も自分の実践を図画工作・美術の資質や価値に整理しまとめ発表しました。そして、そこに集まったみなさんで、実践を通して授業や子どもの資質能力の深さを考えました

 <小学校>
発表者 佐藤和音
(札幌市立星置東小学校)
子どもの「どうしよう?」から
「こうしよう!」を支える授業



 <小学校>
発表者 山形弘枝
(函館市立北日吉小学校)
「光のおくりもの」
和紙を生かしたランプシェード





<中学校>
発表者 庄子展弘
(旭川市立北星中学校)
使いやすとは何だろう
鑑賞からはじめるバターナイフの制作




<幼稚園>
発表者 前園和寿・望月あかり
(大地太陽幼稚園)
「夢の地球」
空のせかい 水のせかい 大地のせかい





 

<中学校>
発表者 宮内 絹代
(江別市立野幌中学校)
「修学旅行の写真から」
伝わる・広がる・つながる

<中学校>
発表者 高安 弘大
(青森県平内町立小湊中学校)
「地域とつながる・地域をつなげる」
~わたば、アンテナになる~






<小学校>
発表者 橋本 岳大
(千歳市立高台小学校)
「こうしたい!は、誰にでもやってくる」






<中学校>
発表者 田中真二朗
(秋田県立大仙西仙北中学校)
「地域と育む美術教育」