2014年12月28日日曜日

反省・懇親会 その1

審査研修会の反省懇親会は、ホテルライフォート札幌の最上階で夜景を楽しみながらの会となりました。

ホテルライフォート札幌では、ちょうど今日から昨年度の北海道教育美術展の奨励賞作品を100点展示する、「子ども作品展示会」が開催されています。

ホテルのホワイエに、子どもたちの作品が並ぶことで、心休まるあたたかな空間になっています。入場は無料です。お時間のある方は、足を運んでみてください。



反省・懇親会は北海道造形教育連盟の事務局が主体となり、各部が連携して企画しました。

この後、18:30から始まります。

作品展に向けて

午後は、作品展に向けた作業です。
始めに全説明がありました。ボンドの使い方、貼り付ける位置の確認など、展示するために気を付けたいことが連絡されました。


プリントアウトされた名札と作品があっているかを確かめ、一枚一枚ていねいに台紙に貼り付けていきます。奨

励賞作品は、作品から伝わってくる、子どもたちのみずみずしい感性を寸評として記載します。今年度から、昨年度までのものを参考に、校長先生や顧問の先生にアドバイスをいただきながら各グループで寸評の下書きをつくり、パソコンに入力します。

また、装丁作業では効率よく貼り付けていけるように、ボンドを工夫したり名札の紙を変えたりしながら、毎年バージョンアップしています。

ここで、台紙に貼られた作品は、1月9日~13日まで、道新ぎゃらりーにて展示されます。たくさんの方に見ていただきたいと思います。

たくさんの作品を確実に把握するために

18000点以上の作品の中から、奨励賞を100点、入選を約500点を話し合いながら選びます。選ばれた作品を一覧にし、応募していただいた学校にお伝えします。この仕事が一つ大きな仕事です。名前の文字や題名など、正確に転記するために、複数での確認をします。読み上げながら、入力することで、パソコンの画面を見ながら確認し進めていくことができます。今までの反省を生かしミスをしないこの方法にたどり着いています。

また、各審査グループでつくられた名簿のデータを一つにまとめ、今年度の最終名簿に仕上げていきます。今日の午後には、確定した名簿をもとに、応募された学校に奨励賞・入選の受賞に関してお知らせを発送いたします。早ければ、数日後には到着すると思います。

エクセルでの集計は、とても速く自作のSYSTEMもとても便利です。しかし、最後はここに集まったみなさんのチームワークとたくさんの方の知恵が大きな力になります。

名簿の印刷は、昨年からRISO様の素晴らしい印刷機にて行っています。600部以上ある名簿の印刷(冊子になったもの)が30分かからないでできます。画期的です。

奨励賞の作品は、すべて写真を撮ります。新聞記者さんのように写真部をつくり、専門のスタッフが作品の色をできるだけ再現できるようなライティングを工夫し撮影します。この写真は、奨励賞の賞状に一緒に印刷しお渡しいたします。

教育美術展審査研修会・2日目

12月28日(日) 会場:札幌小学校
 
昨日に引き続き北海道教育美術展の審査研修会を行っています。

開会式の前から、たくさんの先生が絵の周りに集まり作品に関して交流していました。
「この作品の描き方って勢いがあるね。」「どのように声をかけたのかなあ。」など、作品を通して研修しているのです。

2日目は、全体会から始まります。今日の日程を確認しすぐに作品を見る会に移ります。
今日の作品についての討論は、中学校の作品から始まりました。「中学生は、作品の主題や表現効果などが必要になるんだよね。」「表現方法や技法の追及からすると、この作品に込めた思いが伝わってくる。」など、作品を通した意見が交流さえされました。
熱い討議のですが、最後までみなさんの考えがわかれてしまうこともあります。たくさんの先生の意見を交流されることが、本当に勉強になります。

2014年12月27日土曜日

午後は全体での研修会

昼食もとても有意義な交流の時間になります。まさに、校種を超えた交流の場になります。「美術部って、どんなかつどうしているんですか?」「幼稚園の絵画指導ってどのようにしているんですか?」など、日々の実践の話がされます。

午後は、奨励賞候補となる作品をみんなで語り合いました。「キーワードにある発達段階にぴったり合った作品ですね。」「子どもが楽しんで描いているのがつたわってきます。」など、作品から伝わる子どもの思いが語られました。

グループ審査がはじまりました


審査グループに分かれて子どもたちの作品を審査します。とても広い北海道ですので、全道を3つの地区に分けグループを作っています。
どのグループも自己紹介から始まります。審査グループには、幼稚園、小学校、中学校、高等学校、大学の先生、そして学生さんと、校種の枠を超えてグループが編成されています。

 審査は、同じ作品をたくさんの目で見れるように、一列に並んで作品を見ます。とてもたくさんの作品を見るのですが、その中での語り合いが何より大きな勉強になります。
 

粗よりされた作品はみなさんで鑑賞し、子どもたちの声が聞こえてくるような作品について話し合い奨励する作品を選びました。

第41回 北海道教育美術展・審査研修会

12月27日(土)今日から2日間、札幌小学校を会場に第41回の北海道教育美術展・審査研修会が行われます。
昨日の大雪から一転、今朝は抜けるような青空になりました。全道各地から、120名を超える先生たちにお集まりいただき、子どもたちの豊かな感性が表現されたみずみずしい作品を、審査します。
開会式では、北海道造形教育連盟・会長の安木尚博校長先生から、「生き生きとした子どもたちの姿が伝わってきそうな作品がたくさんあつまってきました。描いている子どもたちを想像しながら審査することが、研修となり大きな成果につながります。」と挨拶されました。また、主催者として北海道新聞社、協賛をいただいておりますサクラクレパスからもご挨拶いただき開会式を行いました。
 
続いて、審査についての研修会を、北海道造形教育連盟の研究部より説明されました。子どもたちの発達段階を考え、子どもたちの声が聞こえてきそうな絵の視点としていくつか「キーワード」にまとめました。この後の審査では、このキーワードをもとに、たくさんの先生が語り合いながら、作品を見ていくことになります。

2014年12月18日木曜日

第41回北海道教育美術展 作品分類作業

12月18日(水) 札幌小学校で、2回目の北海道教育美術展の作品分類作業を行いました。
全道各地から集まってきた作品の点数を確認し、学年ごとに分類し整理します。

お預かりした作品を1点1点確認し、一覧に書かれた点数と照らし合わせ受付します。

今日の段階で、昨年度同程度の作品点数となっているようです。

今日の作業には25人を超えるのメンバーが集まり、手際よく作業を進めることができました。来週、この札幌小学校で審査研修会を行います。

最後に、北海道造形教育連盟事務局長の三井校長先生からお話をいただき、今日の仕事を終えました。

全道各地からお集まりいただく審査員のみなさん、遠路、悪路になると思いますがよろしくお願いします。